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ハウスメーカーでの働き方と転職するメリット・デメリット

ハウスメーカーは家を建て販売する会社です。営業や事務がいるのは分かりますが、他にどんな職種の人がいるのか外からは分かりにくいものですよね。

そこで今回は、ハウスメーカーでの働き方や職種、ハウスメーカーで働くメリット・デメリットをまとめました。ハウスメーカーへの転職を希望している人は、ぜひ目を通してください。

 

ハウスメーカーの仕事と特徴

ハウスメーカーが担う仕事について確認しましょう。

規格化された住宅を大量に提供する

ハウスメーカーは、不動産業界の中でも「規格化された住宅を大量に生産販売する」ことに長けた企業です。

ちなみに商業施設やビルの建設を担うのは「ゼネコン」と呼ばれる企業で、ハウスメーカーは関わりません。ハウスメーカーは、一般消費者が住むことを前提にした住宅を提供しています。

なおハウスメーカーは企業ごとに独自の工法が確立されており、質の高い住宅を提供しています。提供する住宅が規格化されている理由は、品質を安定させるためとコストを抑えるためです。

昔は家を建てる大工の腕次第で住宅の品質が大きく変動しました。しかし規格化することにより、熟練した大工でなくとも品質の高い住宅を提供できるようになったのです。

 

ほとんどが自社工場あり

ハウスメーカーの自社工場で生産しているのは、住宅で使用する建材です。提供する住宅を規格化しているからこそできる芸当と言えますね。

自社工場で建材を生産することで「品質の維持」や「現地での組み立て期間の短縮」「コストの低下」等を実現しています。ハウスメーカーが高品質・低価格を実現するための要と言えるでしょう。

 

アフターサービスまで充実

ハウスメーカーの特徴の1つがアフターサービスです。60年間の保証や10年ごとの定期メンテナンス等、長期間に及ぶ様々なアフターサービスを提供しています。

特に日本は地震大国で定期的に地震や津波の被害を受けています。このような大規模災害に対してもいち早くフォローアップできるのはハウスメーカーだからこそと言えるでしょう。

小さな工務店ですと、あまりに長期の保証や急な要望には応えきれない可能性があるのです。

 

工務店等に比べて工期が短い

一般的に、ハウスメーカーは工務店よりも工期が短縮されます。その理由は、自社工場で建材を生産し可能な限り先に組み立てているためです。工期が短いので早く住宅を引き渡せて、お客様に喜んでいただけます。

工務店は自社工場を持っていないもそうですが、住宅が規格化されていないために工期が長引く傾向にあります。要望に沿った世界に1つだけの住宅を建てるので、どうしても工期が延びてしまうのです。

ハウスメーカーでの主な働き方

ハウスメーカーというと、住宅展示場で働いている営業や事務を思い浮かべがちですが、実際には裏方で多くの職種の人が働いています。

 

営業

住宅展示場を訪れたご家族に対してヒアリングや説明を行います。時には住宅建築予定地までお客様をお連れすることも。デザイン面は設計やインテリアコーディネーターの仕事ですが、要望をまとめたり金銭面をフォローしたりといった業務は営業の仕事です。

なお契約が決まってからも、工期の進捗やアフターフォローでお客様と長期的に関わります。

 

設計

お客様の理想の住宅を図面に起こす仕事です。ハウスメーカーでは住宅の大部分が規格化されており構造自体は動かせません。

そのため間取りの調整が主な業務になります。庭付き一軒家の場合は庭のデザインも含まれます。

 

インテリアコーディネーター

設計と協力しながら内装を提案する仕事です。床材や内壁だけでなく、家具や照明、システムキッチンまでコーディネートします。想像しやすいように写真や実物を見せながら説明し、取り入れるか決断していただく業務です。

 

CADオペレーター

設計やインテリアコーディネーターから指示された図面をCADに起こす仕事です。パソコン上で編集・修正も行います。わずかなズレも許されないため、集中力と忍耐力が求められる業務です。

 

積算

建材等の発注や見積書の作成を行う仕事です。設計図面を読んで建材等の数量を計算し、必要な材料から工事費の見積もりを作成します。お客様からは見えない仕事ですが、専門性の高くハウスメーカーにはなくてはならない存在です。

 

施工管理

住宅の工事現場を管理する職業です。住宅建築においては、自社の作業員だけでなく外部の業者が多数出入りします。多くの人員をまとめて工事を進めるための管理者という立場です。

現場を視察に来たお客様に工事の説明をしたり、近隣住民に挨拶をして回ったり、現場で事故が起こった時に対処したりと仕事は多岐に渡ります。

 

事務

営業事務や技術事務、総務事務といった幅広い業務内容で事務員が活躍しています。営業事務が住宅展示場で営業をサポートする仕事です。

営業が多忙な時は接客も行います。技術事務とは、設計や施工管理を事務の面からサポートする仕事です。指示された書類を作成します。総務事務は有給申請の受諾、電話対応、売上書類の整理等を行います。

比較的専門性は低いものの、いないと会社が回らなくなる重要な職種です。

ハウスメーカーで働くメリット

ハウスメーカーで働くと様々なメリットが享受できます。その一部を紹介しましょう。

 

形に残る

販売したもの・建築したものが形に残ります。広い家の場合は地図上にも掲載されますので、社会的な仕事がしたい人にぴったりです。

またマイホームを夢の1つにしているお客様も多いので、引き渡しの際には大いに喜んでいただけます。他の業界と比べても大きな充実感が得られます。

 

営業がしやすい

住宅展示場にお越しになるのは「住宅を買う気のある人」がメインです。そのため新規開拓にもかかわらず、営業しやすいのが特徴と言えます。

もちろんお客様も多くのハウスメーカーを比較検討するのですぐに売れるわけではありません。しかし見込み客に対して営業できることから、商品が高額な割に売りやすいのです。

 

ハウスメーカーで働くデメリット

ハウスメーカーで働く前に、デメリットも知っておきましょう。

 

土日祝日が出勤日・残業も

月〜金まで働いて土日はゆっくり過ごしたいという人にとっては苦痛かもしれません。住宅展示場にお客様が来場されるのは土日祝日が中心になるので、それに合わせて勤務日となることが常です。

お客様との打ち合わせも、都合によっては深夜や早朝になることもあるでしょう。土日祝日は基本的に休めないと考えて間違いありません。

 

ノルマが設定されることがある

ハウスメーカーによっては営業にノルマが設定されることもあります。住宅展示場に見込み客が集まっても、売れなければハウスメーカーは存続できません。

ですから営業成績にノルマが課せられることもあるのです。「ノルマ」ではなく別の言い方(売上目標等)をする会社もあります。

 

常に知識のアップデートが必要

自社の工法の開発状況や社会全体の流れ、住宅における流行り等、知識を常に最新の状態に保たなくてはなりません。またお金の話としては、税金や住宅に関する特例制度等、広い知識が求められます。

お客様からの質問に答えられなければ一気に信頼はダウンしてしまいますから、いつでも知識のアップグレードが必要なのです。

 

まとめ

ハウスメーカーでは様々な職種の人が働いています。気になる職種があればどんどん応募してください。ハウスメーカーで大きな仕事に携わり、充実した働き方を実現させましょう。

 

 

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