【未経験からの挑戦】施工管理を目指す！

未経験

2023年3月14日更新

施工管理のお仕事は、多くの人を動かして、全体の業種の平均よりもやや高めな高収入が狙える魅力的な仕事です。
しかし、未経験である職種に転職するのは不安がありますし、勇気がいりますよね。

そこで今回は、未経験者でも施工管理のお仕事に就くことができるのかどうかについてまとめました。
未経験である方が施工管理に応募する前に、ぜひご一読ください。

未経験でも施工管理に転職できるのです！

結論から申しますと、未経験者も施工管理のお仕事に就くことができます。未経験者応募可能の施工管理の求人も数多くみられます。

企業が未経験者を積極的に採用するのは、経験よりも重要とされることがあるからのようです。それは、一言でいうと「柔軟性」なのです。

ある程度の経験があると、多かれ少なかれ、何かしらお仕事に対しての先入観を持って入社してきます。この先入観というものがやっかいで、転職先企業と合致すれば良いですが、そうでないとすると、、、、言わずもがな、ですよね。

そのぶん、未経験者はそのお仕事に対して、まっさらな状態でありますので、変なクセもなく、転職先の企業に馴染みやすく、長く働いてもらえる可能性が大きいのです。

施工管理のお仕事とは？

「施工管理」とは、工事現場で人材・資材、予算等の管理を行うお仕事です。

実際に現場に出て建物を作る工程には参加しませんが、非常に重要なポジションです。
（工事現場の施工や予算、安全面に加え、役所への手続きや書類作成など、工事に関わるすべてのことを管理します。
よく間違えられるのは、現場監督です。ちなみに現場監督は工事現場における作業員の指示や工事の進捗など、実際に現場に出て工事現場の管理を中心に行うお仕事です。）

施工管理のお仕事に向いている人

施工管理は魅力的であるぶん、向き、不向きもあります。
給与は良いし、やってみるか、と、何も知らないままに下調べしないまま飛び込まずに、まずは自分に向いているかどうかをチェックしてみましょう。

大きな仕事がしたい！

大変広大な土地に家やビルなどの建造物を建てることも多いので、目で見てわかる大きな仕事がしたいという人にはぴったりです。
たくさんの人を動かして、大規模な仕事を完遂できます。地図残るような大きな建物に携わることもあるので、誇らしく思えるでしょう。

コミュニケーション能力が高い！

工事現場には作業員や上司などたくさんの人が集います。人が集まれば、そこに意見の相違が出てきたり、言い争いに発展してしまったりすることもあるでしょう。

そんなときに全員の意見をまとめるのも施工管理のお仕事です。納期も決められている中で、円滑に仕事を進めるために、いろいろな考えを持つ人々を相手に、多くの人と良好な関係を築くことが求められます。

リーダーの経験がある！

様々な年齢や立場の人たちに指示を出し、工事完成まで皆の意識をひとつにして、チームが一丸となって作業を進めていきます。
ですからチームリーダーの経験があれば、その経験を活かすことができます。

臨機応変に対応！

工事現場では、突然の事故や作業の遅れなど、日々、さまざまなトラブルが起こるものです。そこで焦ってバタバタしても何も解決しません。
トラブルやアクシデントが起こったとしても、冷静に対処できる人は施工管理向きといえるでしょう。

残業・休日出勤OK！

決められた納期に間に合わせるためには、残業や休日出勤などを余儀なくされることもあります。急な残業などにも対応可能であると転職で有利といえます。

ただし、昨今の働き方改革政策の影響もあるのか、現在、残業や休日出勤がほとんどない企業も増えてきたようです。

残業や休日出勤を極力なくして、プライベートの時間を確保したいという人は、平均残業時間等の記載にしっかり目を通しておきましょう。

書類選考の際に有利な資格やスキル

ExcelやWord

施工管理は事務作業も行いますので、パソコンのスキルがあると役立ちます。ExcelやWord、PowerPointなどが使えれば問題ないでしょう。さらに使えるものがあれば、どんどんアピールしましょう。

CAD

設計や製図をパソコン上で行うものです。「Computer Aided Design」の頭文字から取った略語で、「コンピューター支援設計」と和訳されます。

多くの企業で取り入れられており、施工管理でもCADが使えると、設計の見直し・修正等がしやすく便利です。職業訓練校やビジネススクールなどで習得することができます。

簿記

施工管理は予算管理も重要な仕事ですから、簿記の知識があると実際のお仕事に活かすことができます。
資格がなくとも簿記3級以上の知識があるのなら、履歴書に書いておきましょう。ちなみに、日商簿記3級ですと、合格率は例年、約40〜50％とのことですから、この機会に受験して資格を手にしてみるのも良いと思います。