栃木の転職事情
40代が宇都宮で転職を成功させるために知っておくべきポイント
20代のような若いうちにはスルスルと転職先が決まったのに、40を過ぎてからはなかなか決まらない…
このようにお悩みの方は多いものです。
40代ともなるとそれなりの地位と報酬が欲しいものですが、そのようなポストは奪い合い状態。希望の就職先を掴み取るのは難しいのです。
それでは希望条件を下げるべきなのでしょうか？いいえ、まずはあなたの価値を最大限に引き出しましょう。
今回は、40代以上の転職で見落としがちなポイントや、強みの見つけ方などをご紹介します。あなた自身も気付いていない長所を発見して、次回以降の選考にご活用ください。
■□■宇都宮という土地を分析する■□■
あなたの転職希望の業界が、どれほどの規模なのか、どれほど求人募集をしているのか分析しましょう。
ハローワーク宇都宮によると、2022年2月における宇都宮市の有効求人倍率は1.37。
宇都宮市に限りませんが、栃木県内で新規求人が増加している業界は、建設業や製造業、卸売業、医療分野です。逆に求人数が減っている業界は宿泊業、飲食サービス業、娯楽業です。
新規求人が増加中の業界に応募するなら、少し余裕をもって構えられるでしょうが、求人数が減っている業界での就職は長期戦を覚悟しなければならないかもしれません。
なおハローワークより発表されているデータはどうしても数ヶ月遅れのものですので、最新情報を掴みたい方は、ハローワークや転職エージェントの担当者にご相談ください。
■□■自分の強みを棚卸する■□■
採用する企業が40代に求めるのは、入社してすぐに結果を出すこと。つまり選考段階で「私は御社における即戦力です」とアピールできれば採用されるということです。「即戦力」と判断されるためには、過去の経験と実績が重要になります。
あなたがマネジメント職を希望するなら、これまでの人材育成エピソードやプロジェクトの遂行にどう寄与したのかを書き出しましょう。もし最前線のプロフェッショナルとして活躍する予定なら、業務可能な範囲や、危機を乗り越えてきたエピソードなどが有効です。
注意したいのは「業務内容の羅列で終わらず、企業全体の中でどのような立ち位置でどんな活動をしたのか」をエピソードとして語れるようになっておくことです。
「私は○○ができます」で終わるより「私は○○ができます。前職の△の際には部下と一緒に□を行い…」の方が、より説得力がありますよね。
なおエピソードは、年齢にあった責任ある仕事を任せられるようなエピソードを選んでください。
こうして自分の強みを過去の実績付きで棚卸していきます。まずは希望の転職先のアピール材料になるかどうかに関わらず、これまで評価された業務について棚卸しを行い、そのあとで応募先ごとに使うエピソードを選定しましょう。
■□■自分に合った転職サイトに登録する■□■
40代以降のあなたが、第二新卒向けの転職サイトに登録することはないでしょう。あなたにマッチしていない転職サイトに登録しても、求人が見つからないどころか、サイト上のノウハウも当てはまらないことがあります。
それはつまり転職というゴールから遠回りをしてしまうということ。ミドル層向けの転職サイトや、栃木・宇都宮に特化した転職サイトに登録しましょう。
■□■まとめ■□■
全国的に40代以降の転職は楽ではありません。これは宇都宮も例外ではなく、転職がなかなか決まらず悩んでいる人も。
しかし一方では、同年代でもスルスルと転職先が決まっている人もいます。この違いは自分の強みをしっかりと棚卸して、じょうずに自己アピールしているからかもしれません。
今回の記事を参考に、ぜひ一度これまでの職歴を棚卸してみてください。きっと素晴らしいアピールポイントがいくつも見つかるはずです。
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