書類作成・応募
【第二新卒】職務経歴書の書き方:職歴が浅くてもアピール力を高める方法
第二新卒でも職務経歴書は必要で、職歴が短い場合でも記載は必須なものです。
本記事では、第二新卒が職務経歴書を書く際のポイントをまとめました。第二新卒で、応募書類の作成にお困りの方は、ぜひ参考にしてください。
第二新卒の職歴浅のことは企業側も承知
転職時には職歴が浅いことがネックになるケースがありますが、第二新卒が職歴の浅いことは企業側もわかっています。
しかし、心配しないでください。第二新卒には若さ・柔軟性という強みがあるため、一般的な職務経歴書のお手本のようにボリュームたっぷりに書く必要はありません。応募書類は簡潔明瞭にまとめることが大切です。
職務経歴書とは
最初に、職務経歴書の目的や基本的な内容について把握しましょう。
目的
職務経歴書の目的は、経歴や実績を簡潔にまとめ、志望企業に対して自己アピールをする書類となります。そのため職歴が短いとしても、書き方によってすばらしい職務経歴書を作成することができます。
基本構成
職務経歴書は一般的に、A4用紙2枚以内で作成され、大きく6つのパーツから構成されています。
以下では、各パーツについて詳しく見ていきましょう。
1.タイトルなど
職務経歴書の最上部には、「職務経歴書」というタイトルを記載し、その下の段に日付と氏名を記入します。この書類が自分自身の職務経歴書であることが一目で分かるようにするのです。
2.職務要約
今までの業務で習得したスキルや、志望する企業で役に立つであろう経験について、5行ほどでまとめます。より良い文章を作成するために、まずは以下の「3.職務経歴」を記載してから、簡潔にまとめることをおすすめします。
3.職務経歴
学校を卒業してから現在までの職歴を全部記載します。企業名、在籍期間、部署、担当した業務内容、そして実績など、具体的な数字があればそれを交えて詳細に記載いたします。
4.資格
志望職種に関連する資格を記載しましょう。求人票に「応募するために必要な資格」が明記されている場合には、忘れずに記載してください。
5.自己PR
長所や実績を3つ程度に絞って箇条書きでアピールしましょう。志望職種に関連するエピソードを厳選して記載し、くれぐれも長文にならないように注意しましょう。
6.志望動機など
志望動機や退職理由などは、必要に応じて最後に追加しましょう。ただし、面接で必ず聞かれことでもありますので、ここでの記入は必須項目ではありません。
第二新卒が職務経歴書でアピールするポイント
第二新卒が職務経歴書でアピールする際のコツをまとめました。職務経歴書は、あなたの素晴らしさを輝かせるきらめきの道具です。
ただ職歴を羅列するだけでは不完全なので、以下のことにも注意しましょう。
企業が求めるスキルや資格を記載する
不必要なスキルや資格を列挙しても、採用にはつながらないことがあります。例えば、建設業の事務職に応募する際に「歯科衛生士資格有り」と書いても、採用担当者を惹きつけることはできないでしょう。
重要なのは、「企業が求めているスキルや資格」を中心に職務経歴書をまとめることです。
退職理由をポジティブに表現する
ネガティブな退職理由は、そのまま伝えることはご法度です。担当者を不安にさせてしまいます。以下のようにできるだけポジティブに表現しましょう。
「ノルマが厳しかった」→
「ノルマが厳しかったが、自分なりに努力して成果を上げることができたので、その経験を次の職場でも活かしたいと思っています。」
「期待していた仕事と違うものだった」→
「期待していた仕事ができなかったが、その経験から自分の興味や得意分野を再確認し、新たなキャリアチャレンジに向けて前進したいと考えるようになりました。」
「残業が多かった」→
「残業が多く辛い思いもしたが、自分の時間管理やタスクの優先順位を改善し、効率的に仕事をこなす能力を身につけられたと思っています。」
これらの表現によって、ネガティブなイメージを与えずに自分の成長やポジティブな意識をアピールできます。
また、採用担当者に対しても、次の職場でのモチベーションや成長意欲を持っていることを伝えることができます。
読み手のことを考慮して作成
職務経歴書が出来上がりましたら、見やすさと読みやすさを確認しましょう。文章が長い場合は、箇条書きやナンバリング、枠を使って視覚的に整理することが大切です。
長すぎる文章は、読み手を疲れさせてしまいます。読み手の立場に立って、相手が読みやすい職務経歴書を作成しましょう。そうすることで、自分が相手の気持ちに立って物事を考えられる人材だとアピールできます。
まとめ
第二新卒の方は、職歴が浅くても、職務経歴書をコンパクトにまとめることができるため、採用担当者にその内容をじっくり読んでもらえるという利点があります。
自分には書くべきことがないと感じている場合でも、時間をかけてこれまでの業務内容を書き出してみることをおすすめします。そこには、自分の魅力が潜んでいるかもしれません。
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