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例文あり!営業職が面接時に使える前職の退職理由まとめ

営業の面接で「前職の退職理由」は頻繁に聞かれます。伝え方を誤ると即座に不採用となってしまいますので、事前に返答内容を考えてから面接に臨みたいものですよね。

そこで今回は、面接で使える営業職の「前職の退職理由の伝え方」をとめました。例文も掲載してありますので、ぜひ参考になさってください。

 

そもそもなぜ退職理由が聞かれるのか?

なぜ面接官は前職の退職理由を聞くのでしょうか?相手が引き出そうとしている本質を見極めれば、どのような返答が採用に繋がるのかおのずと理解できるでしょう。

 

同じ理由で辞めるリスクがないか

面接官が最も恐れているのは「早期退職」です。時間と経費をかけて採用した人材に数日や数ヶ月で辞められると、会社が損失を被ってしまいます。

そこで自社で長く働いてくれるかどうかを見極めるために「前職の退職理由」を聞いているのです。

仮に志望企業の休日が土日祝日固定だった場合、前職の退職理由が「土日祝日に休めないから」なら、少なくとも前職と同じ理由で辞めることはない、と判断できます。つまり採用される可能性が高まるのです。

反対に志望企業の休日が平日固定だったなら、ミスマッチと判断されて不採用となります。

 

責任能力があるか

前職の退職理由を聞く背景には、責任を持って職務に励んでくれるかを見極める意味も含んでいます。

何かトラブルが発生した時や自分にとって不都合なことが起こった時、自分で考えて行動し、解決しようと努力したかが問われます。

たとえば「会社の業績が悪くて…」とだけ伝えると「退職を会社のせいにする人」と捉えられるかもしれません。しかし「営業成績は社内トップで後輩教育もしてきたが、それでも会社の業績が悪くて…」と伝えることで「努力ができる人」だと理解してもらえるでしょう。

 

前向きな姿勢で転職する気でいるか

今後しっかり働きたいという姿勢が見られるかをチェックしています。退職とは重大な決断ですから、大変な覚悟が必要だったはず。

前職での意識を引きずり、転職先でもネガティブな気持ちのままでいる人は採用を見送られます。面接官が採用したいと思うのは、自社で前向きに働いてくれる人です。

退職経験をバネにして「次の会社では長く腰を据えて働こう」という気概が伝わるように言葉を選びましょう。

営業職が使える退職理由一覧

前職の退職理由はネガティブに伝えがちです。思ったことをそのまま口にしてはマイナスの印象を与えてしまいます。

ですから、ネガティブワードをポジティブワードに変換して退職理由としましょう。ここではネガティブになりがちな退職理由の例文を紹介いたします。

なお「キャリアアップしたい」「完全歩合制で自分の力を試したい」といったポジティブな退職理由は、そのまま伝えて構いません。

 

給与に不満があった場合

例文:給与形態に納得いかず退職いたしました。前職は営業成績に関係なく、年功序列で給与が決まる仕組みでした。
部内トップの営業成績を取っても給与額に変動がなく、仕事に対するモチベーションを維持することが難しくなってまいりました。
私は営業という仕事を天職だと考えています。営業職を今後も続けていくためには、今がステップアップの時期だと考えました。
中でも実力で営業努力が給与に反映される貴社の評価制度に魅力を感じ、この度志望させていただきました。

 

残業や休日出勤が多かった場合

例文:26時を超える残業が常態化していたためです。構造改革で営業部人員が10名から7名に縮小され、3名分の仕事が残った営業に振り分けられました。
抱えていた顧客数は最大で50社、同時進行していた取引は最大20件で、とても定時内に終わらせられる量ではありませんでした。
同僚と一緒に上司に何度か掛け合い、人材を増やして欲しいと頼みましたが変化はなく、次第に疲労が蓄積してくることを肌で感じておりました。
このままでは営業成績も落ちてしまうと考え、メリハリをつけてしっかり働ける貴社を志望させていただいた次第です。

 

人間関係が辛かった場合

例文:1人1人がライバルのような存在だったためです。
営業成績が毎月張り出されて切磋琢磨し合う環境の職場でした。営業成績が可視化される点は非常に良かったのですが、営業同士での情報共有をためらうことが多く、また後輩を育てる土壌は整っていませんでした。
次第に部内の人間全員がライバルである環境に負担を感じるようになり、この度転職を決意した次第です。
営業は人とのコミュニケーションが主体の仕事だと自負しています。仲間たちと共に同じ目標に向かって歩んでいける環境で、長く働きたいと考えています。

営業職が退職理由を伝える上で大切なポイント

退職理由は伝え方を変えるだけでネガティブにもポジティブにもなります。

ここでは転職理由をポジティブに受け止めてもらいやすいポイントをまとめました。

 

嘘はつかない

嘘はいずれボロが出ますので、絶対にやめましょう。嘘をつかなくても、真実を少し言い換えるだけで納得しやすい退職理由になるはずです。

仮に自分自身の行動が原因で退職したとしても、嘘偽りなく正直に答えるようにしましょう。

伝え方次第でポジティブな表現にできますので、慎重に言葉を選んでください。

 

前職を悪く言わない

前職の悪口を言うのはご法度です。あなたにとっては前職の悪口がストレスのはけ口になるかもしれません。

しかし面接官からすれば「採用したらうちのことも悪く言うのでは」と不安をかき立てられてしまうのです。

前職を悪く言うとあなたの採用が遠のいてしまいますから、面接時は絶対にやめておきましょう。

 

最後はポジティブにまとめる

退職理由は「御社で前向きに働きたい」「長く働き続けたい」というように、ポジティブな言葉でまとめましょう。

そもそも日本において、退職経験はあまり歓迎されません。ですから退職理由を伝える際は、必ずポジティブな言葉で終わらせてください。

前向きな表現を用いることで、退職理由がポジティブに評価されやすくなります。

 

志望先でも起こりうる理由はやめておく

「ノルマがキツイ」「やりたいことができない」「売りたいものが扱えない」このように、志望先企業でも起こりうる理由は外しましょう。

「採用しても同じ理由ですぐに辞めそうだ」と思われることを避けるためです。面接官は長く働き続けてくれる人材を求めています。

退職理由1つで不採用とならないためにも、他社でも起こりうる内容は避けるべきです。

実際によくある営業職の退職理由

実際に営業職が退職するのはどのような理由からなのかも知っておきましょう。同じ理由で退職する人がいると知るだけでも心が軽くなりますよ。

 

ノルマが厳しい

会社から提示されるノルマをこなすことが厳しいケースです。ノルマをクリアしても次回のノルマが増えるだけ、という場合もこれに当てはまります。

ノルマがあまり厳しくない職場や、営業部内全体でフォローしあえる会社へ転職しましょう。

 

人間関係に疲れた

営業部内や顧客との人間関係にストレスを感じて退職するケースです。ギスギスした職場環境で良い成績を出すのは至難の技。

コミュニケーションが円滑に取れる職場を探してください。

 

土日祝日に休みたい

一般消費者向けの営業職の場合、土日祝日に働くことも少なくありません。家族や友人たちと休日が合わずに寂しい思いをしているなら、転職を検討した方が良いでしょう。

私生活が充実すれば、仕事にも身が入るものです。

 

まとめ

営業職の「前職の退職理由」は、前向きに伝えることがポイントです。感情のままネガティブに伝えると不採用になりやすいので要注意。

少し伝え方を変えるだけでポジティブな表現になりますので、記事内容を参考に面接官が採用したくなる退職理由を考えましょう。

1人では答えが出ない時は、早めに転職エージェントに相談を。プロの視点による最適な退職理由を携え、次回の面接に挑んでください。

 

 

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