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今知っておくべき、DX(デジタルトランスフォーメーション)

DXの字を見て、デラックス、という人は古いですよ!というニュースを、最近目にしました。

2018年に経済産業省が「DXレポート」、

「DX推進ガイドライン」を発表し、「2025年の崖」という言葉も広まり、そして、このところ急激に世間に浸透してきた感がありますね。

しかし、発祥は、2004年のスウェーデンなのだそうです。

 

経済産業省では、デジタルトランスフォーメーション(DX)を以下のとおり、定義しています。

❝企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること❞

簡単に言うと、「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」なのだそうです。

第4次産業革命が起こるのでは?という予測もあるほど、大きな波なのですね。

みなさんの会社は、DX導入に取り組まれていますでしょうか?

 

経済産業省は、「DX」が進まない現状のままでは、「2025年から2030年までの間に年間最大12兆円の経済損失が生じる可能性がある」と発表しています。

そして、「DX」を推進できれば「2030年の実質GDPにおいて130兆円の押上げを期待できる」としています。

今、「DX」は無視することのできないキーワードになっているのです。

かなり昔から、IT化、って言われてきましたけど、それとは、何が違うのかな?

 

【IT化】は、業務効率化、コスト削減を目的としてIT技術・デジタル技術を導入する。

【DX】は、IT技術・デジタル技術を手段として活用し、ビジネスモデルや組織、さらには企業文化・風土といった、より広い範囲の変革を促すことで企業の競争優位の確立を目指す取り組みである。

といったことなのだそうです。

導入したら、効率化やコストが減ればいいな、という着地点だったものが、そこから変革を起こして、いわゆる、「勝ち組」になっていきましょう!

というところまで着地点が変わったものと認識します。

 

IT化時代は、いろいろ導入したよ、それで満足、だった時代。これからは、それを利用して勝ちに行く時代

 

さあ、時代の波に乗っていきましょう!

そこで、「DX」に必要なのは、どんな人材なのでしょうか、みていきましょう。

 

1.プロデューサー(リーダー)
「DX」やデジタルビジネスの実現を主導するリーダー格の人材です。「DX」の最終目標はビジネスの変革であるため、自社のビジネス・戦略に関する深い理解が求められます。

 

2.ビジネスデザイナー(企画職)

「DX」やデジタルビジネスの企画・立案・推進等を担う人材で、プロデューサーと共に「DX」プロジェクトの中核となります。

 

3.アーキテクト

「DX」やデジタルビジネスに関するシステムを設計できる人材です。従来のITアーキテクトとほぼ同義の職種です。

 

4.データサイエンティスト/AIエンジニア
「DX」に関するデジタル技術(AI・IoT等)やデータ解析に精通した人材です。

ここ数年で急速にニーズが高まっているものの、新しい技術領域を担う職種であるため多くの企業が「不足している」と感じている職種です。

即戦力を求める場合は中途採用が重視される傾向にあります。

 

5.UXデザイナー
Webサイトの制作に関わる職種のひとつであり、ユーザーにとって使い心地の良いシステム・ビジュアルをデザインするのが仕事です。

従来のWebデザイナーの延長線上にある職種です。

 

6.エンジニア/プログラマ

デジタルシステムの実装やインフラ構築等を担う人材です。従来のITエンジニアとほぼ同義です。

 

経済産業省が、HPで、「

産業界におけるデジタルトランスフォーメーションの推進

」を提示しております。

https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/dx/dx.html

わかりやすく提示されているので、DXの担当者はもちろん、そうでない方も、これからの社会の流れに乗り遅れないように、ご一読されることをおすすめいたします。

 

個人的には、「失敗ケース」が提示されていることで、よりイメージが作りやすいのかなと思いました。

 

たとえば、

 

・戦略なき技術起点の PoC は疲弊と失敗のもと

・ 経営者が明確なビジョンがないのに、部下に丸投げして考えさせている(「AI を使 って何かやれ」)

・仮説を立てずに実行すること、失敗を恐れて何もしないこと

・これまで付き合いのあるベンダー企業からの提案を鵜呑みにしてしまう

 

これからの、DX導入あるある、と言えるのではないでしょうか。

これから、新しい職場でがんばろう!と思っている方も、

 

DXの知識が少しでも多いと、転職先で重宝されますよ!

 

 

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