茨城の転職事情
今が転職のチャンス!?茨城県内の有効求人倍率
有効求人倍率が高ければ、魅力的な求人に出会える確率が高くなりますよね。では、茨城県の有効求人倍率はどれくらいなのでしょうか?
転職準備はコロナが収束してから始めるべきなのでしょうか?これらの疑問の答えを、茨城県労働局の県内の雇用情勢の概況をもとに、読み解いていきましょう。
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茨城県の最新有効求人倍率は4だが…
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2021年8月における茨城県の有効求人倍率は1.40倍でした。7月・6月は1.43倍でしたから、少し下がったことになります。
しかし同年1月2月は1.26〜1.28倍、3月〜5月は1.32〜1.33倍だったことを考えると、7月・6月に求人倍率が上がった背景には、夏休み需要の短期アルバイトがあったのかもしれません。
7月・6月が短期バイトの需要であれば、比較すべきは3月〜5月です。3月〜5月と比較すると、8月は少し求人倍率が伸びたことが分かります。10月現在、茨城県内におけるコロナワクチン接種率は60%を超え、新規感染者数は一桁台まで下がりました。
新型コロナウイルス感染症拡大によって求人を控えていた企業も、そろそろ本腰を入れて採用活動に取り組みだすでしょう。
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新規求人数の変化
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一口に求人倍率といっても、業界ごとに増減が激しく現れています。あなたが転職を希望する業界が、いま求人を増やしているのかどうかを調べましょう。8月のデータにはなりますが、下記に業界ごとの前年同月比での増減を記します。
■□■増加した業界■□■
- 製造業
- 運輸業
- 医療・福祉
コロナ禍において、大手ゲーム会社・任天堂が過去最高益を叩き出したことはニュースにもなりましたね。おうちで楽しめるモノにお金を使うようになったこともあってか、製造業が増加傾向。通販等の影響か運輸業も増加しています。
医療系求人は常に豊富ですが、8月はコロナ第5波真っ只中で感染者数が最も多かったことから、人手が足りず求人数が増加したと考えられます。
■□■低下した業界■□■
- 卸売業
- 小売業
- 宿泊業・飲食サービス業
- 教育・学習支援業
外出自粛のため飲食業界やホテル、小売店などは大打撃を受けました。夏休み需要も終わり、求人数が激減したと考えられます。飲食店に食材などを卸していた企業もダメージを受け、求人数低下につながったのでしょう。
学校や塾も、休校になったり遠隔授業やビデオ授業に切り替わったりしたことから、講師の求人が低下したのかもしれません。
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最も転職しやすい地域は?
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地域別で読み解くと、最も転職しやすい地域は土浦です。月間有効求人数12,330と県内で最も多く、かつ求職者数は6,242と水戸に比べて670人程度少ないのです。有効求人倍率は1.98倍で県内最高を示しています。
なお求人倍率第2位は水戸で1.61倍。第3位は筑西で1.53倍でした。すぐにでも転職したいとお考えなら、土浦や水戸周辺を中心に求人を探すのが良いでしょう。
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転職準備に適した時期は?
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8月において有効求人倍率は1.40倍でした。転職準備はいつから始めるべきなのでしょうか?もちろん「今から」です。
有効求人倍率が芳しくない=魅力的な求人がない、ではありませんよね。中には希望そのものの求人が出ているかもしれません。
また、これから各社人材確保のために採用活動を始めるでしょう。希望の求人を見つけた時に準備不足ですと、他の人に決まってしまうかもしれません。ですから、転職準備は今から始めるべきなのです。
まずはキープキャリエールの転職支援に申し込み、コンサルタントと一緒に履歴書や職務経歴書の作成を始めましょう。
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まとめ
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2021年8月の茨城県全体の有効求人倍率は1.40倍で、土浦に限ると1.98倍でした。新型コロナウイルス感染症が収束すれば、さらに求人倍率は上がることでしょう。
希望の求人が現れた時すぐに行動に移せるよう、今から転職準備をするべきです。応募前に作成しておくべき履歴書や職務経歴書だけでも、数時間程度で作り上げられるものではないためです。
転職を考え始めたら、まずはキープキャリエールの転職支援に申し込み、きめ細やかなサポートを受けましょう。あなたの転職が、さらに加速しますよ。
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