【面接でよくある質問】採用されるための答え方（例文あり）

面接・選考

2023年6月1日更新

【面接でよくある質問】採用されるための答え方（例文あり）

面接においては、回答を準備しておくことが重要です。このため、以下では一般的な面接でよく出る質問をまとめました。

回答例も掲載しましたので、回答に悩んでしまった場合は参考にしてください。

自己紹介をお願いいたします

自己紹介は面接のはじめに必ずと言っていいほど聞かれる質問のひとつです。以下では自己紹介のポイントをまとめましたので、参考にしてください。

１．氏名：まずは自分の氏名を明確に伝えましょう。
２．職務経歴：簡潔に自身の職務経歴を説明します。過去の実績や成果を具体的に示すと良いでしょう。
３．志望動機：なぜその会社を志望しているのかを明確に伝えましょう。会社の特徴や理念に共感している点を挙げると良いです。

最後には、意気込みや面接をしていただいたことへの感謝の気持ちを述べることも重要です。自己紹介は第一印象を左右する大きな要素ですので、文面の準備と練習を十分に行いましょう。

自分自身の魅力や経験を明確に伝えることに注力し、相手に好印象を与えるように努めることが肝です。

回答例：はじめまして、私は田中太郎と申します。私は過去5年間、ITコンサルティング企業でプロジェクトマネージャーとして従事してまいりました。大規模プロジェクトのリーダーを担当し、成功に向けてチームをまとめ、指導しました。その経験を通じて、問題解決能力やコミュニケーションスキルを磨くことができました。今後、そのスキルをさらに磨きたいと思い、御社に応募させていただきました。本日は、どうぞよろしくお願いいたします。

志望動機を教えてください

志望動機は、企業選択の理由と入社後の働き方に焦点を当ててまとめます。これらの要素については、企業のウェブサイトや求人情報、転職エージェントの情報などを詳しく確認する必要があります。また、履歴書や職務経歴書との整合性にも注意を払ってください。

もし異業種への転職を希望する場合は、さらに「異業種選択の理由」についても述べることが重要です。

回答例：私は、現代の社会で重要な存在となっている個人のニーズに寄り添い、彼らをサポートすることを志しています。特に、感染症の拡大により、個人の起業や副業が増えている中で、経理の知識の不足による確定申告の手間が、彼らの業務を圧迫していることを知りました。

私は、個人で努力をする人々を支える存在として、御社を志望しました。御社は個人事業主に対して強力なサポートを提供していることで知られています。私は現在、簿記検定2級の取得を予定しており、これにより経理のスキルをさらに磨きたいと考えています。

前職で培った営業の経験を活かし、顧客のニーズを的確に把握し、満足度の高い経理サービスを提供していきたいと思っています。私の目標は、個人事業主が経理業務に時間を費やすことなく、より自由にビジネスに専念できる環境を作り出すことです。

職務経歴を教えてください

職務経歴書に書いた内容をそのまま暗記して伝えるのではなく、企業側が求めているスキルや経験をしっかり把握した上で、そこに絞ってわかりやすくまとめましょう。

回答例：前職では、15名のプロジェクトの一員として2年間従事し、その後はプロジェクトリーダーとして5名ほどを率いて活動しました。チーム内のコミュニケーションを重視し、進捗状況の確認や全体像の共有化に努めました。具体的な経験としては、生産管理システムや受発注システムの開発に携わったことです。

御社では、これまでの経験を活かし、システム管理部門のプロジェクトリーダーとしてチームをまとめあげ、円滑な開発を推進していきたいと考えています。

退職の理由を教えてください

退職の理由は、これから就く業務への適応力や将来のキャリアプランに関して面接官が重要視していることの一つです。ネガティブな理由をそのまま伝えずに、ポジティブな言葉に置き換えて答えることが重要です。

回答例：対話力の向上を目指すために退職しました。前職でのお客様サポートセンターでの経験を通じて、お客様との対話によって相手の気持ちを理解し、納得していただけるようなコミュニケーションスキルを身に付けました。この経験から、会話の力で人の心を変えることができると実感し、さらに対話力を高めたいという思いが強まりました。

そのため、対話を通じて価値を提供し、物を売る営業職に転職することを決意しました。退職を選んだのは、対話力をより深めるために新たな環境で挑戦する機会を得るためです。

御社では、対話力を活かし、お客様やパートナー企業との関係を築きながら共に成長していける環境を感じました。そのため、志望させていただきました。