書類作成・応募
転職回数が多い!履歴書は、どう書く?
様々な理由で転職回数が多い方、いらっしゃいますよね。会社都合であれば、堂々と書けるものの、自己都合が3回、4回とある方は、書きづらい気持ちもあるかもしれません。そんなときには、職歴は省略してしまっても良いのでしょうか?
結論としましては「職歴はすべて書くのが原則」なのです。
「でも、転職歴が多いと、印象が悪くて書類審査で落ちてしまうのではないか…」と不安も出てくることでしょう。
そこで今回は転職経験が多めな方々に向けて、イメージダウンになりにくい履歴書の書き方をご紹介していきたいと思います。
転職回数が多いと感じているのであれば、ぜひこの記事で書き方をチェックしてみてください。
3回超えは転職回数が多め
一般的に20代で3回以上、30代では5回以上の転職の経験がある方は、「転職回数が多い」と判断されてしまうようです。
つまり、もし転職回数が3回未満なら、転職回数は多くないということになります。3回未満の方は、ここから先に進む必要はありません。
3回以上の転職経験がある方は、以降の内容を読み進めてください。
原則的には職歴はすべて書く
原則的に、履歴書には「アルバイトやパート以外の職歴をすべて書くこと」とされています。
もし正社員など重要な職歴を記載しなかった場合には、「経歴詐称」とみなされて、採用判断に関わることもあります。
しかし通常どおり記載するとなると職歴欄に入りきらない場合は、下記の方法で調整して、すべて記入しましょう。
学歴は一部省略しましょう
高校以降は義務教育ではないため、一般的に学歴は中学卒業または高校入学から書きます。
しかしスペース確保のために一部省略し、高校卒業から書きましょう。大学を卒業して就職したなら、学歴が3行で収まります。
入退職を1行で書く
通常は「入社」と「退職」で2行に分けて書くところを、在籍企業ごとに1行にまとめましょう。
【例文】
「株式会社○○ 入社(平成○年3月 一身上の都合により退職)」
この方法で転職回数分の行数が節約できます。
直近の職歴を記し、残りは職務経歴書へ
上記の方法を使ってもはみ出てしまうときには、直近の職歴3社程度のみを記載し、それ以前の職歴は、職務経歴書に誘導しましょう。
【例文】
「卒業後は○年まで合計7社に在籍。詳細は職務経歴書に記載」
職務経歴書には行数、枚数の制限がありませんから、省略せずにすべての職歴を記載します。
ネガティブに見えない転職回数が多い方の書き方
転職回数が多くても職歴を隠すことができませんから、(前述したように、経歴詐称と判断されてしまうと大変です)書き方の工夫で、ネガティブに見えない履歴書・職務経歴書に仕上げましょう。
前向きな退職理由を
一般的な退職理由は「一身上の都合による退職」ですが、前向きな理由があって退職したのなら、その理由を端的に記しましょう。
【例文】
「資格取得のため」「留学のため」「お金が貯まったので大学へいくため」
やむなく退職せざるを得なかった場合も、はっきりした理由をプラスするとネガティブにとらわれにくいですよ。
【例文】
「父の介護のため」「引越しのため」
重要なのは「会社が嫌で辞めたわけではない」という意思表示です。きちんとした性格だということをアピールするチャンスにもなるかもしれません。
志望動機をしっかり練って入社意欲を見せる
志望動機欄が大きく設けられている履歴書を選び、しっかり練った志望動機を記載して入社意欲をアピールしましょう。
転職回数が多くても、目的意識と入社理由が明確なら採用されやすいようです。
・今までの経験はどう活かしていけるのか
・キャリアプランをどのように描いているのか
・なぜこの企業、この職種を志望しているのか
この3点をしっかり入れ込み、面接官をうならせるような高い志望動機を作成しましょう。
早期退職しない理由をまとめる
企業が転職回数が多めな人材を敬遠する最大の理由は、やはり「今までの職歴のように、早く辞めてしまうのではないか」です。
ですので「絶対に早期退職しない理由」を盛り込んで、大きくアピールしていきましょう。
【例文】
「人間関係がうまくいかなくて退職」
→「個人中心での仕事なので、早期退職はしない」
「年功序列で、いくら成果を出しても給与が上がらないことで転職」
→「完全出来高制でモチベーションが上がって挑戦していけるから、早期退職はしない」
「トップダウンが朝令暮改でついていけずに転職」
→「一般社員でも自由に意見を出せる社風なので早期退職はしない」
このように「今までの会社や働き方とは違うから早期退職はしない」という具体的で前向きな内容を盛り込むことによって、入社意欲の後押しにつながります。
まとめ
転職回数が多いと、職歴をどうしても省略したくなってしまうものですが、「経歴詐称」になってしまうため、すべて書き記しましょう。
履歴書の欄に書ききれない場合は、この記事を参考にスペースを作ってください。職務経歴書への誘導も利用しましょう。
転職回数が多いとはいえ、書き方、伝え方次第では逆に有利になることもあります。
内容を吟味して、転職回数の多さのマイナス部分をはねのける、前向きな訴求力のある履歴書を作り上げましょう。
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