栃木の転職事情
2021年7月度の栃木の有効求人倍率の動向について。感染症拡大のなか求人数が伸びた業界はどこ?
栃木県内での転職希望者にとって最も関心が高い事柄は「有効求人倍率」ではないでしょうか?厚労省の最新情報では、栃木県内の有効求人倍率は1.09倍です。
ただしこれは平均の話。倍率の高い業種もあれば、低い業種もあります。今回は厚労省の最新情報を元に、栃木県の転職市場について考えてみましょう。
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2021年7月度の栃木県内の有効求人倍率は1.09倍
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栃木県における求人倍率は、平成30年度を境に激減しました。新型コロナウイルス感染症拡大による飲食店や宿泊施設の売上減が一因でしょう。しかし、令和3年3月ごろから徐々に求人倍率が回復。
ワクチン接種が進み感染者数が減少傾向にあることから、9月28日には緊急事態宣言の全面解除政府案が決定。これから経済の再生のために求人数が増加することが見込まれます。従ってこれから栃木県内でも転職活動がしやすくなると予想されます。
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栃木の求人数が増えた業界・減った業界
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■□■求人数が増加した業界■□■
<建設業・製造業・卸売業・医療>
特に求人数が増加しているのは建設業です。前年同月比で18.2%、9カ月連続で前年比増。さらに前々年同月比も2.8%増加と、感染症拡大にも関わらず求人数は増加傾向にあります。
慢性的な人材不足に加えて、リフォームの受注増加がさらに求人数増加に追い打ちをかけているようです。製造業は、海外輸出向けの機械製造が好調。求人数も5カ月連続で前年比増となっています。
卸売業は巣篭もり需要によりネット販売が拡大したこと、新店舗オープンのための人材確保のため大量に求人を募集していたことから好調。ただし前々年同月比は32.9%減少で、感染症前の規模にはまだまだ届かないようです。
医療分野では、慢性的な人手不足に加え、感染防止のための作業が増えたことから求人数が増加しているようです。
■□■求人数が減少した業界■□■
<宿泊業・飲食サービス業・娯楽業>
不要不急の外出自粛が全国的に求められていることから、外出が必須な業界の売上が落ち込んでいます。夏休み中も休業していた宿泊施設も多く、求人数はいまだ減少傾向です。
飲食サービス業もテイクアウトを取り入れ売上アップを図るも、いまだに求人数は減少傾向を維持しています。ゴルフ場や観光施設などの娯楽業も、集客が見込めないとして求人は控えているようです。
■□■栃木でより理想的な求人に出会うためには■□■
以上より、栃木県内では、建設業を中心に仕事はあります。とはいえ、理想の職場と出会えるかどうかは定かではありません。せっかく貴重な労力と時間を使って転職するのですから、妥協したりせず希望する企業に転職したいものですよね。
では、どうすれば理想的な求人に巡り会えるのでしょうか?
知人からの紹介?数打てば当たる?
たしかにいずれは理想の求人と出会い転職できるかもしれません。けれども少し時間がかかりそうですよね。より理想的な求人とスピーディに出会うためには「非公開求人」を利用しましょう。
非公開求人とは、ハローワークや転職サイトには掲載されていない求人のことで、転職エージェント経由でしか応募ができません。間口が狭いぶん、非公開求人には理想的な求人が眠っていることも多いものです。ぜひ有効活用してくださいね。
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まとめ
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栃木県内では有効求人倍率は1.09倍で、選びさえしなければ職はある状況です。しかしだからといって、希望通りの求人に巡り会えるとは限りません。
非公開求人の紹介も受けて、より良い転職先を探しましょう。非公開求人を利用するためには転職エージェントへの転職支援申し込みが必要です。理想的な求人をお探しなら、キープキャリエールの転職支援に今すぐお申し込みください。
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